2021年9月から正式オープンが予定されているメルカリshopsですが、
現在キャンペーン付きでプレオープンしています。

「実質半額」という言葉に惹かれて興味を持った人は、私以外にもいらっしゃるはずです。
プレオープン期間中の出店は申し込み後、審査が必要でしたが、当選しましたので、
売り手側のメリット・デメリットと買い手側のメリット・デメリットを抜粋してご紹介します。
詳細は公式サイトへ
https://jp-news.mercari.com/articles/2021/08/02/shopscpn/
買い手側
メリット

なんといってもポイントでのキャッシュバックでしょう。
上限が5000ポイントですので、1万円分での購入で、
最大の恩恵が受けられます。
1万円の商品を購入しても良いですし、2000円、5000円、3000円と分けて
購入しても適用されます。
注意点としましては、取引画面は
通常のメルカリと違って、メルカリshops専用のメニューで行います。
「やることリスト」に掲載されず、通知がありません。
商品が着荷後、受け取り評価をしないとキャンペーン条件を満たさなくなりますので注意が必要です。
もう1点は、お店のモラルです。
運営者情報を開示する必要があり、またメルカリ社も審査を行っています。
(プレオープン期間中のみで、オープン後は不明です)
そのため、個人間取引と比べると、トラブルが少ないと考えられます。
デメリット

普段メルカリ取引で、匿名配送の「らくらくメルカリ便」や
「ゆうゆうメルカリ便」を利用している方は注意が必要です。
メルカリShopsでは、匿名配送はありません。
楽天やAmazonと同様、自分の氏名、住所が、出店側に
通知されます。
売り手側
メリット

メルカリ社の方でもメリットと謳っていますが、ライバルがまだ少ないため、
買い手の目につきやすいところが、メリットです。
また、8月末まで実施される「実質半額キャンペーン」が追い風となり、
買い手の購買意欲が高いことも、大きなメリットです。
私も出店当日に、月に1個売れるか売れないかぐらいの商品が
2個売れてくれました。
出品周りの機能として、メルカリでは基本的に一点物という考え方で、
在庫を持っていたら、その分だけ、複数出品しなければなりませんでした。
自分が持っている生活品を売却する、譲渡所得の考え方なので、
まったく間違っては、いないわけですが、不便な面もありました。

メルカリShopsでは、在庫とバリエーションという概念が加わり、
在庫数と、カラーやサイズなど種類を、一回の出品で登録できるようになりました。
メルカリ社では、そのほか、商品を一括で出品する機能、
送り状を作成するのに必要な、お客様の情報を一括で取得する機能、
売上データのCSV出力は、今後のアップデートとしています。
この辺りが網羅されるのを期待します。
デメリット
メルカリ便が利用できない点です。
メルカリ便を使った、ネコポスが追跡機能あり、匿名配送あり、補償あり(上限3000円)が、全国一律175円と破格で使えていました。
尚且つ、送り状を自分で記入する必要がなく、QRコードを発行して、
店頭でバーコードを読めば、その場で印刷されるというのは大変なメリットです。
ネコポスを個人で利用する場合、最大385円かかる上、契約申し込みが必要です。
私はメルカリShopでは、日本郵便のクリックポスト(198円)を利用しています。ポスト投函で良いメリットはあるものの、
①スマホアプリから受け取り主情報を、パソコンに送信して、
②パソコンからクリックポストのWebページに入り、
③受け取り主情報を打ち込んで、④クレジット決済で送料を支払い、
⑤送り状を自分で印刷して、⑥商品に貼る。
そのステップを踏まなければなりません。
送料が高くなること、手間がかかることは、大きなデメリットと思いました。
大きなデメリットもう一点が、パソコンからは操作ができない点です。
もともとパソコンユーザーには不親切な設計でしたが、
メルカリShopsには、パソコンからは一切介入が不可となっています。
買い手としても、メルカリShopsから出品された商品は、パソコンからは見ることすらできません。
大量出品・大量発送がウリの一つなのであれば、パソコンから操作できるように
していただきたいと強く望みます。
まとめ
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
買い手 | キャンペーン期間中は 実質半額! | 匿名配送がない |
売り手 | キャンペーン期間中は 比較的よく売れる! | 送料が高い |
売り手 | 在庫・バリエーションを登録できる | パソコンからは出店できない |
売り手 | パソコンユーザーには 商品が見えない | |
・キャンペーン期間中に、買い手は是非欲しかった商品を購入すると良いです。
・売り手はキャンペーン期間中は出店する価値がありますが、その後については、出店料はかからないからとりあえず出しとくか、ぐらいの気持ちです。